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多眼カメラ技術
複数カメラによる高精度パノラマ映像生成
多眼カメラ技術
多眼カメラ技術とは、等方性画像生成技術を用いることにより、周辺画像の劣化を最小化しつつ、全方位でほぼ均質なパノラマ映像を出力する技術です。
多眼カメラ技術の特徴
一般のカメラ画像と等方性画像のパノラマ合成比較
一般のカメラ画像のパノラマ合成 3枚の画像をそのまま合成 |
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一般のカメラ画像は画像端の歪によって、点線部のように連結部がつながらない | |
等方性画像のパノラマ合成 3枚の等方性画像を合成 |
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等方性画像は画像端の歪みがないので、連結部が滑らかにつながる |
多眼カメラ
等方性画像生成技術により軽量リアルタイム合成処理、超小型化、高画質化を実現。
さらに、ソフトウェアアライメント技術により調整機構は必要ありません。
- VR、広視野カメラに最適
- 全周(横方向180度 or 360度)/全天周(半球 or 全休) 等、用途に合わせた構成が可能
- 複数カメラにより高画素化(~8k*)、高fps化(~120fps*)が可能
*:センサ性能及び構成数による - 任意方向に複数の仮想カメラを再現可能
応用分野
車載カメラ
- サイドミラー:レーンウォッチと巻き込み確認を一台で実現
- ルームミラー:超ワイド画角でありながら、真後ろや斜め後方の他車の距離感や相対速度の把握が可能
- ドライブレコーダー:実用的な周辺解像度を保った高画質記録が可能
- サラウンドビューカメラの用途拡大(駐車支援と周辺監視の両立)
セキュリティカメラ
- 画角内の位置に関わらず、均一な像高を保つことでごく自然な映像を記録可能
- 魚眼レンズ等による無理な歪補正を行わないため、全体でほぼ均一な解像度を保った超ワイド画角で記録可能
- 設置台数の低減